
急速な高齢化社会が進む中、サービスを提供するスタッフは求人しても応募すらなく慢性的な人材不足となっているのが現状です。
事業者は今後益々人材確保が厳しくなることで日常業務に追われて安全に対する教育が行き届かなくなることが予測されます。
求人しても集まらない、現場に追われて教育が疎かになり、その結果として送迎時の事故が多発し、車両修繕費が重く圧し掛かる悪循環に陥ってしまう可能性があります。
自動車教習所とタイアップした安全運転教育が・・・。
京都にあるデイサービスを営む事業所では送迎時の接触事故などによる車両修繕費が毎年100万円を切ることがなく、経費を圧迫しておりました。
修繕費もさることながら、もうひとつ頭を悩ませていたのは修理期間中の代車手配でした。
事故は修繕費と代車手配で時間と経費のムダ
修理工場によっては運が良ければ無償の代車で対応できればいいのですが、通常 送迎車両の軽い接触事故であっても鈑金修理に要する期間は早くて3日程度、長いと半月ほど掛かる場合もあります。
代車が無ければレンタカーの手配などを行わなければならず、ただでさえ日常業務で忙しいのに費用が掛かった上に時間まで奪われてしまう。
それを少しでも改善できれば・・・。
自動車教習所とタイアップした新たな取り組み

このような考えから地元の自動車教習所とタイアップしてデイサービス送迎時の事故撲滅を目的に安全運転研修を行いました。
新たな取り組みでは週に1名を半日 自動車教習場まで行き、シュミレーターによる模擬運転および実車による運転指導を行いました。
しかし職員を自動車教習所に通わせると業務上の研修なので休日扱いにはできず、人件費+教習費用+交通費と1名単位で結構な費用になっていました。
人材不足で安全教育の取り組みは中止に
この取り組みで事故などが起きず年間に100万円の修繕費が少しでも削減できれば安いものかもしれないと思ったが、実際は教習所に職員を通わせることで現場スタッフ不足が発生し、この取り組みは中止に。
事故の少ないデイサービス事業者とは
接触時など人的ミスによる車両修繕費が多いデイサービス事業者と逆に殆ど事故も無く人的ミスによる車両修理代が殆ど無いデイサービス事業者に分かれていることに気づきます。
事故の多いデイサービス事業者の特徴とは
車両事故の多いデイサービス事業所と事故の少ない多い事業所の明らかな違いは事業者の規模と比例しています。
事業規模の小さいところは事故が多く
事業規模の大きいところは事故が少ない
実は規模の違いが事故を生んでいるのではない!
デイサービス事業者の規模の大小によって事故の有無が大きく変わる理由は資本力や人的問題でなく、管理者意識の問題であると実感しています。
最初から大きな事業所もあるでしょうが、最初は小さくても拡大して事業規模が大きくなったデイサービス事業者はたくさんあります。
拡大していく事業所は日常業務で忙しくても無駄な経費や時間をいま以上増やさないために事前に対策を取っているから時間の経過と共に無駄な経費・時間や労力が無くなり、その結果 事業規模も大きくなっている傾向があります。
その逆は日常業務に追われるだけの毎日の繰り返しで安全対策が不十分だから事故が多発して修繕費が増え、無駄な時間も浪費して経営を圧迫している悪循環なのです!
あなたの事業所ではちゃんとした取組はありますか?
事故を起こさないための教育体制が整っているかどうかの違いなのです!
机上の空論マニュアルでは全く意味がない!
対策といったらインターネットでデイサービス送迎 運転マニュアルをダウンロードして運転手に渡して終わりでは「絵に描いた餅」状態で殆ど意味がありません!
管理者の熱意が事故を大幅に減らす!
本当に事故を減らしたいと考えているなら、口頭で事故を起こすな!事故を起こすな!と言うだけでは効果は一切ありません。
クルマの窓ガラスに「〇〇神社のお守り」取り付けたり
車体に「交通安全祈願ステッカー」貼っても
気分的な問題で事故の確率は絶対に減りません。

感覚でなく理論を教えてあげること!
幼稚園や小学校では必ず交通安全の指導があります。
交通安全の指導で横断歩道を渡る時は「右見て左!」
このように教えています。
理論を教えないから念仏マニュアルになっている!
日本の道路では基本は「右見て左!」その理由は、世界的にも珍しく日本の道路では車は左側通行だから「右見て左!」なのです!
ナゼ「右見て左!」なの?

上の図を見てください。
この図を見てピン!ときたアナタはとても勘がいい人です!
赤い車を運転していると思ってください。
赤い車から左右対称の黄色い三角形を描きましたが、これがドライバーが運転中の視界なのです。
※左側の「黒い車」も右側の「青い車」も交差点の同じ位置に設定しています。
真っ直ぐ見ていただけなら左側の「黒い車」しか見えません。
右側の「青い車」は視界には入ってきません。
視界だけの問題ではありません。
左側通行なので、自車が交差点に進入した時に右側から来る車の方が距離が短いため接触するリスクが高いのです!
交差点付近で速度を落とさないと視界が狭くなる
速度を落とさずに交差点に進入すると視界は狭くなり、速度が出ているため急ブレーキを掛けても停止距離が伸びることで同じ状況であっても少し速度を落としただけで視界は広がり、そして急ブレーキを踏んでも停止距離は短くなり事故の確率は飛躍的に高くなってしまうのです。
日本の車は右側ハンドルで左側通行だから基本 右側は死角で見えにくいのと、意識して顔を右に向けないと見えないからです。
※障害物などの影響により左側が死角になっているケースもあります。
減速だけじゃ急ブレーキ踏んでも止まらない!
交差点の手前では原則!
私はバイクでサーキットを走っていたから知っています。
交差点では軽くブレーキを踏む!
同じ速度であっても軽くブレーキを踏んだ状態から急ブレーキを踏むのと、何もせずに急ブレーキを踏むと制動距離は全然違うのです!
ABS(アンチロックブレーキシステム)が付いていても軽くブレーキを踏んだ状態から一気に踏み込むと制動距離は短くなります。!
制動距離が短くなると
事故の確率が減る=事故が減る
このような理論で教えてあげると誰でもできる
具体的にナゼ?
そう、ドライバーに安全運転・安全運転と念仏のようにドライバーに唱えても事故は一向に減りません。
ナゼ?を教えてあげるから、理解して運転するから事故の確率が大幅に減るのです!
事故や車両損傷の確率を大幅に下げる方法はとても簡単!
デイサービス送迎時の事故や車両損傷の確率を大幅に下げる方法があります。
その方法とは、車を使った運転練習ではありません。
とても・とっても簡単で単純なことなのですが、事故や車両損傷するのは、危険で接触しそうな場所を見ずに全く関係の無い場所を見ているから事故や接触などの車両損傷を起こすのです!
事故を減らすのはとても簡単!
見るところを見ていなから事故が起こる
デイサービス送迎ドライバーに対して御社では明確に見る場所を教えていますか?

私は介護ドライバー講習.comの運営者である山下と申します。

中小企業庁 経営革新計画 承認事業
介護ドライバー講習.comの事業が中小企業庁 経営革新計画の承認を兵庫県から認証されました。

私は2008年より常識外れではありますが、クルマの運転通信教育業として全国47都道府県および海外のクライアント数千名と一切お会いすることなく運転指導を行い、ペーパードライバー教習所に複数社通っても運転できなかった方まで運転できる手法を伝えてきました。
当然ですが同乗もせずに運転技術を向上させてきました。
「クルマの運転通信教育業」ってあまりにも常識外れですが、テレビや車の専門誌から「運転指導の匠」としても紹介されました。
その手法は特許出願し上場企業の研修にも使用
弊社の運転指導法は他社の指導法とは全く異なります。
東証一部上場の製薬会社、東証一部上場の自動車部品メーカー、東証一部上場の損害保険会社など大小の法人研修から個人までの幅広い実績を持っています。
特に個人については、介護業界に就職したいがハイエースなどの大きな車を運転できないから・・・。
このような理由で大型トラックの運転方法でもある「クルマの運転通信教育」を受けることで全員が無事に就職されました。
なぜ介護事業者に特化?
2008年に実父が脳卒中で倒れ10年間ほどの間に様々な介護施設に行くと送迎車両の事故の多さや、事故を起こしても特殊車両の代車が少ないという悩みを知ることができたからです。
ラジオ番組での思いをインタビュー
介護施設の事故を撲滅したいという想いから取り組んでいたことから地元ラジオ局の取材を受けてラジオ放送されました。


介護ドライバー講習.comだったからできること
● 最短1時間 職員全員を一括だから残業ゼロ受講が可能。
● 指導は施設に出張指導だから職員が集まる時間に。
● 車を一切使わず施設の食堂テレビなどを使って指導。
● 介護ドライバー 講習なら人数の上限はありません。
● 運転方法でなく原理原則を教えるので車の大きさは関係ありません。
10年以上の実績 通信教育方法しかできないこと
通信教育で10年以上の実績に加えて車両を一切使用しない屋内型の講習なので多くの職員に対し短時間で一斉に講習を行うことが可能なのです。
講習風景 職員を一括で指導できる!

大型トラックの運転方法だから大きさに関係ない
